住宅ローン控除、ふるさと納税、医療費控除の3つを同時に利用している場合、確定申告で併用できるのか気になる方も多いのではないでしょうか?今回は、この3つの制度の関係について解説します💡
1.確定申告で同時に申請できる
住宅ローン控除、ふるさと納税、医療費控除は、いずれも所得税や住民税の負担を軽減する制度ですが、それぞれ計算方法が異なります。結論として、これら3つは同時に確定申告で申請可能です。
2.制度ごとの控除の仕組み
住宅ローン控除
住宅ローン残高に応じて所得税から控除され、不足分は住民税から一部控除されます。
ふるさと納税
自治体への寄付額(2,000円を除く)が、所得税と住民税から控除されます。ワンストップ特例は確定申告を行うと適用されません。
医療費控除
一定額(10万円または総所得の5%の低い方)を超えた医療費が、所得税の課税対象額から控除されます。
3.注意点
住宅ローン控除で所得税が減ると、ふるさと納税の控除対象となる所得税額も減るため、控除の影響を受ける可能性があります。また、医療費控除は課税所得を減らすため、住民税にも影響を与えることがあります。
まとめ
住宅ローン控除、ふるさと納税、医療費控除は同時に確定申告できますが、それぞれの控除額に影響を及ぼす可能性があるため、シミュレーションを行いながら手続きを進めることをおすすめします。
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