相続が発生した場合、何から手を付けたら良いのか迷う方も多いでしょう。今回は、相続手続きの基本的な流れについて解説します💡
1.相続人の確認
まず、故人(被相続人)の遺言書や戸籍謄本を基に、相続人を確認します。遺言書が存在する場合は、その内容が優先されます。遺言書がある場合、家庭裁判所での検認が必要な場合もあるので確認しましょう。
2.遺産の調査
次に、故人の財産を調査します。預貯金、不動産、株式、保険などのプラスの財産に加え、借金や未払いの税金などのマイナスの財産も確認が必要です。
3.相続方法の選択
相続人は、以下のいずれかを選択します
- 単純承認:すべての財産を相続する。
- 限定承認:プラスの財産の範囲内でマイナスの財産を相続する(全員での申請が必要)。
- 相続放棄:一切の財産を相続しない(家庭裁判所への申請が必要)。
限定承認や相続放棄は、原則として相続開始を知った日から3カ月以内に手続きを行います。
4.遺産分割協議
相続人全員で、遺産分割協議を行い、分割方法を決定します。その結果を「遺産分割協議書」に記載し、全員の署名と押印を行います。
5.各種名義変更・申告
財産の名義変更:不動産や預貯金の名義を変更します。
相続税申告:相続税が発生する場合は、相続開始から10カ月以内に申告と納税を行います。
まとめ
相続手続きは複雑で、期限が定められているものも多いです。専門家のサポートを受けることで、スムーズに進められることもあります。必要に応じて税理士や司法書士に相談して、適切に対応しましょう😊
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