今回は、医療費控除の手続きについて解説します。医療費控除は、1年間に支払った医療費が一定額を超える場合に、所得税の控除を受けられる制度です。適切な手続きを行うことで、税金の負担を軽減できます💡
1. 医療費控除の概要
医療費控除は、家族全員分を合算した1年間の医療費から、保険金や給付金などを差し引いた金額が10万円または総所得の5%を超えた分が対象となります。控除上限は200万円です。この控除は確定申告で行うため、年末調整では適用されません。
2. 必要な書類
医療費控除を受けるためには、以下の書類を準備しましょう
保険金などの支払い明細:給付金を受けた場合、その金額を申告する必要があります。
医療費控除の明細書:2017年以降は、領収書の提出は不要ですが、自宅で5年間保管する必要があります。
医療費の領収書(保管用):税務署から求められた場合に備えて。
3. 申告の手順
医療費控除の手続きは、確定申告期間中に行います。税務署へ行って申告するか、e-Taxを利用してオンラインで手続きできます。医療費控除の明細書に支出した医療費の詳細を記入し、申告書に添付します。これにより、所得税の還付や住民税の軽減が受けられます。
4. セルフメディケーション税制との違い
医療費控除の代替として、セルフメディケーション税制を利用することもできます。特定のOTC医薬品を一定額購入した場合に適用される制度で、こちらを選ぶ場合は医療費控除と併用はできません。
まとめ
医療費控除を申告することで、家計の負担を軽減できます。申告前に明細書の記入と必要書類の確認を行い、正確に手続きを済ませましょう😊
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