今回は、年末調整でのふるさと納税の手続きについて解説します。ふるさと納税は、自治体に寄付を行うことで寄付額の一部が所得税や住民税から控除される制度です。特に、ワンストップ特例制度を利用すれば、確定申告をせずに年末調整で控除を受けられます💡
1. ふるさと納税のワンストップ特例制度
ワンストップ特例制度は、給与所得者などで確定申告を行わない人が、ふるさと納税の控除を簡単に受けられる仕組みです。この制度を利用するためには、寄付先が5自治体以内であることが条件です。寄付をした際に、各自治体に「ワンストップ特例申請書」を提出します。
2. 年末調整での手続き
ふるさと納税の控除は、年末調整での手続きとしては特に提出物が不要です。ワンストップ特例制度を利用している場合、年末調整で控除が反映されるのは翌年の住民税です。そのため、給与所得者は給与明細や住民税決定通知書で控除額を確認する形となります。ワンストップ特例を利用していない場合は、確定申告が必要です。
3. 注意点
ワンストップ特例申請書は、ふるさと納税を行った自治体に翌年1月10日までに到着する必要があります。期限を過ぎた場合は、確定申告での控除手続きが必要になるため注意しましょう。また、転勤や住所変更があると申請内容に不備が出る可能性があるため、その場合も再申請が求められます。
まとめ
年末調整でふるさと納税の控除を反映させるためには、ワンストップ特例制度を活用するのがポイントです。申請を行い忘れないよう、早めに手続きを済ませて控除を最大限に活用しましょう😊
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