住宅購入は人生で最も大きな買い物のひとつであり、その資金を賄うために住宅ローンを利用する方がほとんどです。しかし、住宅ローンは長期にわたる負担となるため、選び方や返済計画が家計に大きな影響を及ぼします。今回は、住宅ローンの基本について解説します。💡
1.借入金額の決定
住宅ローンを組む際、まず考えるべきは「いくら借りるか」です。無理のない借入金額を設定するためには、家計の収支を把握し、毎月の返済額がどれくらいなら問題なく返済できるかを見極めることが大切です。一般的には「年収の25〜30%以内」に収めるのが理想的とされています。無理をして高額な借入をすると、将来の生活に負担がかかる可能性があるため、慎重に決めましょう。
2.金利タイプの選択
住宅ローンには主に「固定金利型」と「変動金利型」があります。固定金利型は、返済額が借入時から変わらないため、計画的に返済しやすいというメリットがあります。一方、変動金利型は金利が低い時に借りると利息負担が少なくなりますが、金利が上昇すると返済額が増えるリスクがあります。金利タイプを選ぶ際は、将来の金利変動のリスクも考慮し、安定性を求めるなら固定金利、リスクを取っても返済額を抑えたい場合は変動金利を選ぶのが一般的です。
3.返済期間の設定
返済期間は借入金額に大きく影響します。長期間の返済にすると月々の負担が軽くなりますが、総支払額が増える一方で、短期間の返済では月々の返済額が高くなりますが、利息を抑えることができます。理想的な返済期間は、家計状況やライフプランに合わせて設定しましょう。
4.繰り上げ返済の活用
繰り上げ返済を活用することで、総返済額を大幅に減らすことが可能です。余裕資金ができた時に一部を返済し、元本を減らすことで利息の負担を減らせます。特に、早期に繰り上げ返済を行うと、利息の節約効果が高くなります。
まとめ
住宅ローンを組む際は、無理のない借入額、金利タイプ、返済期間を慎重に選ぶことが成功の鍵です。将来の収入や支出を見据えた計画的なローン設計を心がけましょう。
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