本日は、住宅ローンを利用する際に知っておきたい「団体信用生命保険(団信)」について解説いたします。団信は、住宅ローンを組む際に非常に重要な保険であり、借主やその家族に大きな安心をもたらします💡
団体信用生命保険(団信)
1.団体信用生命保険(団信)とは
団体信用生命保険、通称「団信」とは、住宅ローンを契約する際に加入する生命保険の一種です。団信に加入することで、ローンを借りている人が死亡したり、高度障害になった場合、保険金が支払われ、その保険金で残りの住宅ローンが完済されます。つまり、借主が万が一の事態に陥っても、残された家族が住宅ローンの返済に困らないようにするための保険です。
2.団信の仕組み
団信の保険料は、通常、ローンの返済額に組み込まれており、借主が個別に支払う必要はありません。また、団信に加入することで、ローンの金利が多少上乗せされる場合もありますが、その分家族の生活を守る安心感を得ることができます。
3.団信の種類
団信には、基本的な死亡・高度障害保障のほか、以下のような特約が付帯されることがあります。
就業不能保障特約:病気やけがで長期間働けなくなった場合に、ローンの返済をサポートする特約です。
三大疾病保障特約:がん、心筋梗塞、脳卒中といった三大疾病にかかった場合に、保険金が支払われる特約です。
八大疾病保障特約:三大疾病に加え、糖尿病や慢性腎不全などの生活習慣病も保障される特約です。
4.団信の加入要件
団信に加入するためには、健康状態の告知が必要です。告知内容に基づき、保険会社が加入の可否を判断します。健康状態に問題がある場合、加入できないこともあるため、事前に確認しておくことが大切です。
まとめ
団信は、住宅ローンを組む際に欠かせない保険であり、借主やその家族を経済的なリスクから守る重要な役割を果たします。ローンの選択時には、団信の内容や特約についてもしっかりと確認し、自分に最適なプランを選ぶことが大切です。万が一の事態に備え、安心して住宅ローンを利用できるようにしましょう。
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