中古物件の購入を検討している方から、「住宅ローン控除は使えないの?」という質問を受ける事があります。今回は、中古物件に住宅ローン控除が適用されるかどうかを解説します。💡
1.住宅ローン控除とは?
住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)は、自宅を購入するために住宅ローンを借りた場合、所得税の一部が控除される制度です。新築・中古物件にかかわらず、この制度を利用することで、ローンの利息負担を軽減することができます。ただし、いくつかの条件を満たす必要があります。
2.中古物件でも住宅ローン控除は使える?
結論から言うと、中古物件でも住宅ローン控除は利用できます。しかし、新築住宅に比べて、適用されるための条件が少し異なります。具体的には、築年数の制限が大きなポイントです。
3.中古物件に適用される条件
中古物件で住宅ローン控除を受けるには、次の条件を満たす必要があります:
- 木造・軽量鉄骨造の住宅の場合、築年数が20年以内。
- 耐火建築物(鉄筋コンクリート造など)の場合、築年数が25年以内。
- 築年数が上記を超えている場合でも、耐震基準を満たしていることが確認されている住宅なら、適用される可能性があります。
また、住宅ローンの借入期間が10年以上であることや、床面積が50㎡以上であることなど、他の条件も確認が必要です。
4.メリットと注意点
中古物件でも住宅ローン控除を活用できることで、税金の負担が軽減され、資金計画に余裕が生まれるメリットがあります。ただし、物件の築年数や耐震基準に注意が必要です。購入前に、対象となる物件が住宅ローン控除の条件を満たしているか、不動産会社などに確認しておくことが重要です。
まとめ
中古物件でも、条件を満たせば住宅ローン控除を利用することができます。築年数や耐震基準をしっかり確認し、ローン控除を活用することで、税金面でのメリットを最大限に享受しましょう。
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