大切な家族や親しい人に資産を贈与する際には、適切な手続きを行う必要があります。今回は、贈与の基本的な手続きについて解説します💡
贈与手続きの流れ
1.贈与契約を結ぶ
贈与は、契約によって成立します。口頭でも成立しますが、トラブル防止のために贈与契約書を作成することをおすすめします。契約書には、贈与の内容や日付、当事者の署名を記載しましょう。
2.贈与の実行
贈与する金銭や財産を、受贈者に引き渡します。たとえば、金銭の場合は振込記録を残すと安心です。不動産の場合は、登記の変更手続きが必要です。
3.贈与税の確認
1年間の贈与額が基礎控除(110万円)を超える場合は、受贈者が贈与税の申告と納付を行う必要があります。基礎控除内であれば税金は発生しません。
4.贈与税の申告
贈与税が発生する場合は、翌年の2月1日から3月15日までに税務署で申告します。必要書類は以下の通りです:
- 贈与税申告書
- 贈与契約書の写し
- 金融機関の振込記録や登記簿謄本
5.納税
税額が確定したら、期限内に納付を行います。納付期限を過ぎると延滞税が発生するため注意しましょう。
6.注意点
- 相続対策として贈与を行う場合は、贈与額や時期を慎重に計画することが重要です。
- 特例(住宅取得資金の贈与や教育資金の一括贈与など)を利用する場合は、追加の手続きが必要です。
まとめ
贈与の手続きは複雑に思えますが、基本の流れを押さえればスムーズに進められます。大切な財産を円滑に受け渡すために、不明点があれば専門家に相談してみましょう。😊
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