人生の大きなイベントである結婚や子育てには、多くの資金が必要です。その負担を軽減するために活用できるのが「結婚・子育て資金の贈与」という制度です。今回は、この制度の仕組みや活用方法について解説します💡
1.結婚・子育て資金の贈与
この制度は、親や祖父母が子や孫に結婚や子育てに必要な資金を贈与する場合に、1,000万円まで非課税になる特例です。贈与された資金は、結婚関連費用や出産、育児に関する費用に利用できます。
非課税の対象となる費用
子育て費用:出産費用、産後ケア、幼稚園や保育園の費用、医療費など
結婚費用:結婚式や披露宴の費用、結婚指輪の購入費用など(一部制限あり)
なお、結婚に関する費用は300万円までが非課税の対象となります。
2.利用するための条件
以下の条件を満たす必要があります
金融機関で「結婚・子育て資金専用口座」を開設すること。
贈与者が直系尊属(親や祖父母)であること。
受贈者が20歳以上50歳未満であること。
3.手続きの流れ
制度を利用するには、金融機関で専用口座を開設し、贈与資金を入金します。その後、資金を結婚や子育ての費用に使った際には、領収書を金融機関に提出して用途を証明します。
4.注意点
結婚や子育て以外の用途に使うと課税されますので注意が必要です。
50歳までに使い切らなかった資金は贈与税の対象になります。
まとめ
結婚・子育て資金の贈与は、家族を支援するための強力なツールです。この制度を活用することで、結婚や子育てに伴う金銭的負担を軽減できます。具体的な利用計画や手続きについては、事前に金融機関や専門家に相談することをおすすめします😊
愛宕FP相談では、ライフプランニング・保険・証券(NISA)等を取り扱っております。
福岡でも、保険・証券を同時に取り扱うことができる会社はまだまだ少ないので、総合的に相談に乗ってほしい方も是非ご相談ください。
無料相談キャンペーン中