確定申告を提出した後で 申告内容に誤り や 漏れ に気づいた場合、速やかに修正することが大切です。修正方法には「訂正申告」「修正申告」「更正の請求」の3種類があります。それぞれのケースに応じて適切な手続きを行いましょう💡
1.申告期限内なら「訂正申告」
確定申告の期限（通常 3月15日）前であれば、 再度正しい内容の確定申告書を提出 すればOKです。訂正申告をすると、前回提出した申告書は自動的に無効になります。
2.申告期限後に税額が増える場合は「修正申告」
申告期限を過ぎた後に 申告漏れや計算ミス で 税額が増える場合 は、「修正申告」を行います。修正申告書を作成し、税務署へ提出する必要があります。
なお、期限を過ぎて税額が増えると、延滞税や過少申告加算税が発生する可能性 があるため、早めの対応が重要です。
3.申告期限後に税額が減る場合は「更正の請求」
確定申告をした後で、控除の適用漏れなどが判明し、本来より税金を払いすぎていた場合 は「更正の請求」を行います。更正の請求は、申告期限の翌日から 5年以内 に可能です。
例えば、医療費控除を適用し忘れていた場合などが該当します。税務署に「更正の請求書」を提出することで、払いすぎた税金を取り戻せます。
4.修正申告・更正の請求の方法
手続きは、税務署の窓口に持参・郵送・e-Tax で行うことができます。e-Taxを利用すれば、オンラインで簡単に手続きができるのでおすすめです。
まとめ
確定申告の修正方法は、申告期限前なら「訂正申告」、税額が増えるなら「修正申告」、税額が減るなら「更正の請求」 です。誤りに気づいたら早めに対応し、税務署に相談するのも一つの方法です。
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