今回は、年末調整における確定拠出年金(iDeCo)に関する手続きについてご説明します。iDeCoに加入されている方は、年末調整で適切に申告すると、所得控除を通じて節税効果が得られます💡
1. 確定拠出年金と年末調整
iDeCoの掛金は、全額が「小規模企業共済等掛金控除」の対象となります。これは、課税所得を減らし、所得税や住民税の負担を軽減することにつながります。年末調整では、この控除を申告するために必要な書類を提出するだけで、税金の調整が自動的に行われるのです。
2. 必要な書類
iDeCoの掛金控除を年末調整で受けるためには、「小規模企業共済等掛金払込証明書」が必要です。この証明書は、年の後半に加入者宛てに郵送されます。年末調整時にこの証明書を勤務先に提出することで、掛金の全額が控除として反映されます。なお、証明書を紛失した場合は、iDeCoの運営管理機関に問い合わせて再発行を依頼しましょう。
3. 手続きの流れ
年末調整時に、「給与所得者の保険料控除申告書」などの各種申告書とともに、証明書を会社に提出します。会社が税務署への申告を行い、翌年の所得税や住民税の負担が軽減されます。会社員の方はこの手続きで税制優遇を受けられますが、自営業者や年末調整をしない方は、確定申告で申告が必要です。
まとめ
iDeCoの掛金控除を受けることで、毎月の負担を抑えつつ将来資金を積み立てられるだけでなく、所得控除を通じて節税メリットも得られます。年末調整で申告を忘れずに行い、最大限の控除を活用して賢く資産形成を進めましょう😊
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