今回はセルフメディケーション税制の手続きについて解説します。セルフメディケーション税制は、健康管理のために一定のOTC医薬品(市販薬)を購入した場合に、所得控除を受けられる制度です💡
1. セルフメディケーション税制とは?
セルフメディケーション税制は、従来の医療費控除の代替制度です。病気予防や健康管理のための特定市販薬を年間12,000円以上購入した場合、購入金額から12,000円を差し引いた額が控除対象になります(上限88,000円)。健康診断や予防接種などを受けることが要件となっています。
2. 必要な書類
セルフメディケーション税制の控除を受けるために、次の書類が必要です:
健康診断や予防接種の証明書:健康維持の取り組みを証明する書類が必要です。
セルフメディケーション税制の明細書:購入したOTC医薬品の金額や日付を記入します。
レシートまたは領収書:対象医薬品であることがわかるもの。自宅で5年間の保管が求められます。
3. 申告の手順
セルフメディケーション税制は年末調整ではなく、確定申告で申請します。確定申告書に「セルフメディケーション税制(特定一般用医薬品等購入費)」を記載し、明細書を添付して提出します。e-Taxもしくは税務署で手続きを行うことで、所得税の還付や住民税の軽減を受けることができます。
4. 注意点
医療費控除とセルフメディケーション税制は併用できないため、どちらが適用にふさわしいか確認しましょう。また、OTC医薬品の対象商品かどうかは、購入時に確認することをおすすめします。
まとめ
セルフメディケーション税制は、健康管理の出費を軽減する良い方法です。明細書の記入と証明書類の準備を整え、確定申告でしっかりと控除を申請しましょう😊
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