ふるさと納税と医療費控除をどちらも利用している方の中には、確定申告で同時に手続きできるのか疑問に思う方もいるでしょう。今回は、この2つの制度の関係について解説します💡
1.確定申告で同時に申請可能
ふるさと納税と医療費控除は、どちらも所得税や住民税の軽減につながる制度ですが、計算方法が異なります。結論として、確定申告で同時に申請することは可能です。
2.制度ごとの控除の仕組み
ふるさと納税
自治体への寄付額(自己負担の2,000円を除く)が、所得税と住民税から控除されます。ワンストップ特例を利用している場合でも、確定申告を行うとワンストップ特例は無効になるため、すべて確定申告で申請する必要があります。
医療費控除
1年間の医療費が10万円(または総所得の5%の低い方)を超えた場合、超過分が所得控除の対象となります。これにより所得税や住民税の負担が軽減されます。
3.注意点
医療費控除を適用すると課税所得が減るため、ふるさと納税の控除額にも影響を与える可能性があります。特に、ふるさと納税は住民税の控除上限額があるため、事前にシミュレーションを行うことをおすすめします。
まとめ
ふるさと納税と医療費控除は、確定申告で同時に申請できます。ただし、医療費控除を適用すると所得が減るため、ふるさと納税の控除上限額に影響を及ぼす可能性があります。事前にシミュレーションをして、最適な申請方法を検討しましょう😊
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